
CANONは、プリンターの会社として知らない人はいないくらい有名なブランドです。大きさや機能がさまざまなプリンターが販売されていますが、特徴やおすすめのプリンターはどれなのでしょうか。オフィスに置く場合や、選ぶ時の基準はどんなものがあるのかについて紹介しています。購入を検討している人に参考になれば幸いです。
CANONのプリンターの特徴とは
CANONのプリンターの特徴は、文章の印刷に強いことです。書類の印刷は細かい文字をはっきりと映し出す必要があります。ハイブリッドインクの使用により実現した文章のはっきりさは、ほかのプリンターに差をつけるレベルです。紙を大量にセットして、大量印刷もできる特徴も持っています。
文章の印刷に強い
CANONは、文章の印刷に強いです。家庭用のインクは染料インクが使われていることが多いです。写真や画像をはっきり印刷するのに向いているインクで、文章の印刷に向いているのが顔料インクと呼ばれる種類。
顔料インクは印刷した文字をはっきりと、くっきりと見せることを得意としているので、文章の印刷に向いています。そのため、CANONのプリンターは文章の印刷に強いです。
紙を大量にセットできる
紙を大量にセットできるのも特徴です。プリンターは、コンパクトで使いやすい反面、枚数があまり入らないケースもあります。論文や説明文、PDFなどのファイルをすべて印刷しようとすると、紙が足りなくなる場合も。
印刷に時間がかかるため少し時間を置いたにも関わらず、紙が足りなくなったことで印刷が止まってしまうのは悔しいです。紙を大量にセットできて、途中で補充する手間をなくせると、作業がスムーズに進むので、これができるのもCANONといえます。
ハイブリッドインク
ハイブリッドインクとは、染料インクと顔料インクを混ぜたインクのことです。写真にも文章にも強いインクなので、画像も文章も使う年賀状の印刷には重宝します。CANONのプリンターにはハイブリッドインクが備わっている機種がほとんどで、標準装備になりつつあります。
オフィスに置くならどのプリンターがおすすめ?
CANONのプリンターをオフィスに置く場合、どのプリンターを置くのがおすすめでしょうか。オフィスといえど規模が違うので、企業、小規模オフィス、在宅ワークに分けてお伝えします。会社で導入を検討している人も、フリーランスで購入を考えている人も確認しましょう。
企業
企業では、毎日印刷が常に行われています。文章も画像やイラストなどの印刷も大量です。そのため、ギガタンクという大型で大容量のインクが入る機種をおすすめします。1回給紙量が多いプリンターも必要です。
部署ごと、フロアごとなど企業によってプリンターを置く間隔が違うので、どの間隔でプリンターを置くのかは確認しておきましょう。そのうえで、1日あたりの印刷部数やインク交換の頻度からスペックを選ぶと良いです。
小規模オフィス
小規模オフィスでは、家庭用もしくはやや大きめの複合プリンターがおすすめです。小規模オフィスは、従業員が30人以下の会社のことと言われています。オフィスに1~2台あれば印刷が十分行えるくらいの規模です。
印刷物は、文章がメインであることが多いですが、画像やイラスト、スライド資料などを印刷できるよう、複合機がおすすめ。CANONはインクがハイブリッドインクなので、どの複合プリンターを使ってもすべての印刷がきれいに仕上がります。
会社によって印刷物のバランスが違うので、文章とそれ以外のどちらが多いのかを調べて購入するのが良いです。
在宅ワーク
在宅ワークであれば、家庭用のプリンターで十分です。印刷する部数がさほど多くないので、給紙を大量にしなければ頻繁に紙切れすることはありません。
画像やカラー印刷でも、家庭用の4色もしくは5色のカラーがあれば満足できます。価格も比較的安価なプリンターが多く見つかるので、家庭で使う目的も合算して購入しても良いでしょう。
CANONのプリンターの選び方
CANONのプリンターの選び方を紹介します。印刷する頻度や種類、価格などで選ぶ商品が違います。ランニングコストや複合機・単機能、インクの大量さなど基準は人それぞれです。
ランニングコスト
ランニングコストとは、プリンターを使う中で発生するインク代や紙代のことです。インクや紙は消耗品で、使えば補充が必要。インクタンクの数が多い場合や、インク交換の頻度が多いのであれば、それだけランニングコストがかかっていることになります。
たまにしか使わないため毎回インクを変えているのであれば、コストがかかるので、インク持ちの良いプリンターがおすすめです。
複合機
文章の印刷も、写真や画像の印刷も行う場合は、複合プリンターを選ぶと良いです。印刷だけでなく、書類をスキャンやコピーできる機能を備えているものもあるので、目的に応じて選びましょう。会社で使うのであれば、スキャン機能はつけて損はありません。家庭内で使うのであれば、なくても必ず不自由とはなりにくいです。
単機能
単機能とは、印刷だけの単一の機能を持っているプリンターです。コンパクトで静かに動く機種もあり、持ち運びが可能なタイプも存在します。写真や年賀状を主な使用用途とする場合は、写真印刷用の単機能プリンターもあるので、複合機同様に目的別に選ぶと良いです。
大量インク
企業やオフィスで使う場合、フリーランスで印刷する機会が多い場合には、大量インクを候補に入れましょう。インクをこまめに変えていては、購入や交換が手間になります。
インク交換後は正しく印刷されているかを確かめる必要があり、歪みやにじみをともなって印刷されることもあります。インク交換の頻度が少なければ、これらに出くわす階数も少ないので、大量インクがおすすめです。
まとめ
今回は、CANONのおすすめプリンターを紹介しました。CANONの特徴として、文章がきれいに印刷できること、給紙量が多いことが挙げられます。ほとんどのプリンターにハイブリッドインクが採用されているので、どのプリンターを使っても、文章・写真ともにはっきりと印刷できるのがポイントです。
オフィスでの選び方は、使う頻度と規模です。会社が大企業、中小企業、在宅ワークのどれに属するのかが需要。家庭用も合わせた選び方としては、自分の目的に適したものを選ぶと、満足できる機能を持ったプリンターに出会えます。